令和6年度 教育目標及び事業計画
校 訓
強 正 優
教育理念
想像力と発信力を持って社会に貢献できる人の育成気高く凜とした人間性豊かな人の育成
互いを認め合い、自ら考え判断し行動できる人の育成
基本方針
常に向上心を持って自ら学び続ける姿勢を育成する幅広い教養とコミュニケーション力を高める
個人の才能を尊重し、文武両道を目指す
高い規範意識とモラルを身につけた、自立した人を育てる
教育の柱
高大一貫教育・グローバル教育・全人教育【令和6年度の目標】
全コースで入学時より基礎学力や応用力の更なる向上をはかり、また様々な学校行事や課外活動を通して生徒の自主・自立性を高める。
【令和6年度の事業計画】
1.生徒の受け入れ
令和6年度入試は、目指した480 人の募集定員を超え540 名の入学者を確保した。財政の安定のために必須とされる480 人の定員を3 年連続達成したことで、若葉高校が目指している改革の方向が生徒・保護者の支持や理解が得られていることが裏付けられた。
しかし、近隣高校の生徒募集施策が激化する中で、決して油断することなく従来以上に中学校や塾への訪問活動、中学生の1日体験や保護者に対する説明会・オープンキャンパス等の各種企画内容をさらに工夫、充実させる。特に今年度は共学以降の進路実績(1~3 期生)や福岡大学との高大一貫教育の安定感を強みとして中学校や塾に強くアピールする。
2.教育
- ・教育課程の充実
- 全ての学年で新課程でのカリキュラムとなるが、特に新しく設置された科目には十分な教材研究や研修に取り組み、遅滞なく生徒の学力向上につなげる。観点別評価については各教科で十分に議論して、円滑に実施する。また、タブレット端末を活用した授業についても、これまで以上に積極的に推進する。
- ・高大一貫教育の推進
- 課題研究など、自ら課題を見つけその解決を目指す力をつけることは、推薦入試や大学での学びにつながる力として重視するとともに、指導方法を工夫し質の高い探究を目指す。同時に福岡大学をはじめ進学した大学等での学びを支える土台である基礎学力の伸長を図る。
- ・グローバル教育の推進
- 昨年度は、グローバル教育の牽引役であるグローバルコースの語学研修をニュージーランドで実施することができ大きな収穫を得た。
海外提携校の韓国仁川新峴高等学校に加え、英語圏の高校への拡大を福岡大学の国際センターや福岡市と協力して目指す。また、修学旅行は海外で実施することが決定しており、グローバル教育の全校展開の足がかりとして大きな成果を上げることができるように十分な準備をして臨む。なお、留学生の受け入れや派遣についてもこれまで以上に積極的に推進する。 - ・アクティブラーニングの推進
- アクティブラーニング=「主体的・対話的で深い学び」の実現のため、教員がこれを日常意識して授業を実施し特に、授業研究ではタブレットを活用した授業を模索し教科内での共有化を推進する。また、導入しているアプリケーションを十分に使いこなせるように、適宜ICT 研修を実施する。
- ・教育環境(施設・設備)の充実
- 進行中の本館建替について計画的に進行する。また、新しい教育に対応するための設備・備品の更新も計画的に行い、より良い教育環境の提供を目指す。
3.進路
全般的に基礎学力はもとより難関大学受験対策のため、各教科教員を研修会に積極的に派遣し教員の指導力向上に努める。また、高大一貫コースでは基礎学力を向上させ、大学で学ぶための学修基盤を形成したうえで大学に送り出す。さらに福岡大学をはじめ関東・関西・地元の大学の指定校推薦を活用し進路実現を目指す。
S 特進・グローバルコースでは国公立大学、有名私立大学合格者数を更に増加させる。